偽善社総本部。

偽善者・SGXの気まぐれ赤裸々粉塵爆発日記

新作スマブラに対する個人的予測と希望

こんにちは、SGXです。
E3まで一週間を切ったので、新作スマブラに対する予想と個人的希望をまとめてみたいと思います。
forの時もやったなコレ。全然当たらなかったけど。
 
今回の内容としては、
①概要
②新モード
③登場キャラ・ステージ
といった3項目です。
あんまりダラダラ書いてもアレなので、早速概要から。
因みに結構長いので、予想キャラだけ見たい人は一番下までスクロールしてください。

①概要

誰もが予想することですが、基本的にはWiiU版の移植と考えてます。
前回のスマブラ発売…特に追加コンテンツの時期から考えても明らかに早く、1から全部作り直したとは考えにくいです。
まぁ64→DXの時の方が早かったから一概には言えませんが、今の規模のゲームをそう易々と作るのは難しいかと思われます。
それから最近の移植の流れ。
トロピカルフリーズやベヨネッタポッ拳ゼルダ無双にマリカ8…どれもクオリティが高くて面白いにも関わらず、WiiUの不振で販売台数が大変少ないタイトルです。
そんなタイトルを移植し、未プレイの方々に再アプローチをかける…僕はWiiUで再三やったので今回の移植に手は出してませんが、これはかなり効果的かと思います。
角力を入れて作ったのに売れなかった…なら再利用しよう。正直WiiUからの移植は当然の流れとしか考えられません。
E3等で試遊できることも考えると、ほぼ間違いないと思います。
なので個人的予想、あとは希望としては…
WiiU移植、登場キャラやステージはそのまま。そこに3DS版のステージと新規キャラやステージ、新モードを加えたforの完全版
といった具合です。
 
 

②新モード

さて…本来だったら登場キャラの予想を先にしそうなもんですが、その前に新モードについて。これを紹介しておかないとキャラの話に進めないもので。。。
まぁ新モードが搭載されるかは分かりませんが、可能性はあるんじゃないかなと思います。
モードに関しては大方の予想通り、亜空の使者のようなストーリーアドベンチャーモードです。
Xの発売当初は「そんなモード作るくらいならステージを増やしてくれよ…」なんて思ったりしましたが、終わってみると凄く良かったと感じました。
ARMSでも感じたんですが、バリバリに対戦をしたい!って人ばかりじゃないので、正直対戦モードしかないと割りとすぐ飽きるんですよね。
なので一人で遊べるモードは確実にあった方が良いと考えてます。
そうすると新ストーリーのアドベンチャーかな?と考え付くと思うのですが、ただ新しいストーリーってのもアレな気がして。
多分亜空やってた方々で感じてた人もいるんじゃないでしょうか?
「オリジナルキャラ多すぎじゃね?」と。
敵キャラやボスの大半が、このモード用に作られた新規キャラでした。
勿論それはそれで良いと感じる人も必ずいるかと思います。
ですが個人的には思うのです。
登場キャラ全員既存のキャラにしてみたらどうか
雑魚キャラに関してはフィールドスマッシュで作られた奴等(一部WiiUにも流用されてましたが)が沢山いるので、恐らく申し分ないと思うんですよね。
そしてボスキャラ!
これを従来の、巨大でHP削る系のボスじゃなくて
普通のファイターのような感じで出てきたらどうか
つまり、ボスも画面外にぶっ飛ばして倒す!と。スマブラッスからね。
ここで出てきてもらいたいのが、悪役や物語のキーになるキャラ。敵として出てきても違和感無いキャラが望ましいです。
つまり、本来のスマブラ参戦に必要な条件(桜井さんが細かく決めてるので分かりませんが、過去の傾向でなんとなく分かります)が揃っていないキャラで、ただファンが多いサブキャラ等ですね。
例えば、ワルイージさん。
公式で参戦はできないと言い切られたキャラですが、やはりファンは多いです(某ランキング参照)
こういったファンに人気のキャラを出して盛り上げる訳です!
あくまでボスキャラなのでファイターとしては参戦しません。
頃合い見計らってDLCとかにしてもらえれば、それでいいと思うんですよね。バンナムだろうし…
そんな出したいけど出せないキャラを活躍させる!
それが僕個人が熱望する新モードです。
よいと思わん??
 
 

③登場キャラ・ステージ

最後…と言いつつ、今回のメインなのでちょっと長めです。
②で希望した枠もある前提で書いていきます。
割りと数打ちゃ当たる戦法なので、全部が全部参戦というよりは、まぁ何体か当たればいいかなーくらいのニュアンスです。なのでちょっと多目に出していきます。
ザーッと書くのもアレなので、シリーズ毎に予想していきたいと思います。
 

スーパーマリオシリーズ

forの時点でロゼッタクッパJr.、そしてDr.マリオの復活もあったので、枠としては既にかなり大きめですよね。
マリオ、ルイージ、ピーチ、クッパが対象。
 ヨッシーワリオ、ドンキーはシンボルが違うので別枠で考えます。
それでも既に7体いることになる訳ですが、まぁ看板作品ですしある程度は優遇されても変ではないと思うんスけどね~。
という訳でこの枠では3体を予想しています。
1体目は、まぁ多くの人が予想しているであろうペーパーマリオです。
根拠としては、原作が現在も続いている人気シリーズですし、トゥーンリンクのようなコンパチ…というよりは、完全に別キャラとして作り出してもいいと思います。
3DS版にペーパーマリオステージも追加されましたし、可能性としては割りと高いと思ってます。
2体目は、ファンから圧倒的支持を受けているジーです。
今さら説明する必要もないと思いますが、スーファミソフト「スーパーマリオRPG」に登場したキャラクターです。
前作ではスクエニ作品が関わった恩恵(?)で、Miiコスチュームとして復活しました。
あと根拠は、桜井さんのインタビュー。
ちょっとソース無くて申し訳ないんですが、確かジーノは元々参戦させようと考えてたって話があったように記憶してます。
桜井さんは、枠のバランスや通常の参戦基準よりも「参戦したら面白くなる」という理由でキャラを参戦させることがたまにあるので、ここは期待しています。
3体目は②記事で例として書いたワルイージですね。
なのでマリオ枠は…ペーパーマリオ、ジーノ、ワルイージで予想します。
まぁ通常の参戦基準を満たしていないジーノとワルイージは、どっちかしらの参戦になるかもしれないですね。②の枠としてね。
 ステージは、まぁ普通に考えたらオデッセイから来るよね。
オデッセイ号に乗って色んな国に行くパターンか、ニュードンクシティがステージになるか。
前者かな多分?
 

ドンキーコングシリーズ

ドンキーとディディーの2体枠ですが、ここでは新たにもう2体を予想。
まぁここは正直誰でも予想がつくところなので手短にしますが、1体目はディクシー
ドンキー枠で一番可能性有り。
最近本編でプレイアブル化したファンキーやクランキーはどうか?と考えましたが、ディクシーを差し置いて参戦はないんじゃないか…って感じます。
2体目はクルール
圧倒的海外人気で参戦しても不思議ではない。
個人的には②枠で予想してます。
ステージはトロピカルフリーズから…とも思ったが、スマブラWiiU出た時には既に発売されてたし、出ないかも。
もしクルールが参戦するなら、スパドンのクルール戦で出てきた海賊船とかかな?
 

メイド イン ワリオシリーズ

一応別枠で考えて。
まぁここはあえて言えばアシュリー
通常の参戦基準は満たしてないので②枠予想。
可能性としては低めだと思うのですが、メイドインワリオの新作が控えてるし、この枠で人気あるキャラといえばアシュリーだからねぇ。
ステージはゴージャス次第だけど、多分出ないと思う。
 

ゼルダの伝説シリーズ

こちらはメインキャラ揃ってるし、これ以上増えるのだろうか…
こどもリンクがムジュラ仕様で復活したら面白いなー、と前々から思ってますが、トゥーンリンクと被るのでもう参戦は難しいんじゃないかなぁ。
可能性としては、ブレワイ枠。
そういやブレワイリンクって新枠なのかな?さすがにコスチュームだよな多分。
そう考えると残されたブレワイ枠は英傑…とも思ったけど、4人いるし1人だけってのもなぁ。
あれちょっと待って、ブレワイリンクの技で英傑が登場するって未来が見えたぞ??やっぱ新枠なのかな??
まぁこの枠であえて予想するとしたらミドナかなぁ。
WiiUでリメイクも出たし、個人的には②枠で予想。
ステージはブレワイから、新たなハイラルを。
 

メトロイドシリーズ

増えるかぁ?????
いやそもそも僕がメトロイドシリーズを全然やってないので全然分からんのだけど、大方リドリーでしょ?
これも②枠で。過去のスマブラにもちょくちょく出てるし。
あとはダークサムス…とも思うけど、こっちは発売控えてるメトロイドプライム4次第か?ステージも同様。
フェデレーション?なんのことやら
 

パルテナの鏡シリーズ

ここは正直桜井さん次第だよなぁ。
カービィ枠見ても思うけど、これ以上自分の作品のキャラを出すだろうか。
まぁ②枠が仮にあったとして、ナチュレあたりか?
ピットとパルテナブラックピットとナチュレって、なんか収まりよくない??
ハデスさんは出てくると色々ネタにされてしまいそう。ドンキーとセットで。
ステージは増えない。断言しとく。増えたら泣く。
 

ファイアーエムブレムシリーズ

前作で一気に参戦キャラが増えた枠。
もうこれ以上は…とも思うのですが、魅力的なキャラが多いのも事実。
まず可能性として高そうなのは、発売控えてる新作FEの主人公
E3でお披露目される可能性が高いので、それ見てみてどうかなー、って感じ。
あとは②枠で考えたら漆黒の騎士かな。
ただごめんよ、蒼炎未プレイなのでどんなキャラか全く知らんのだけど、人気があることだけは知ってるわ。Miiコスチュームでも出たしね。
ステージに関しては既にシリーズ共通の城や闘技場が出てるしなぁ…ifからあえて出すこともないだろうし、新作次第。
 

MOTHERシリーズ

ここは主人公二人が揃ってるし、あえて新キャラを追加することもないんじゃないかな?
続投さえしてくれれば良い気がするけど、まぁ②枠でポーキーだけ一応予想しておく。
ステージはフォーサイドの復活を!ムーンサイドも出てきたら面白いと思うのですが
 

星のカービィシリーズ

カービィ、デデデ、メタナイトと基本を押さえてるのでこれ以上増えない気もしますが。。。
あえて言えばワドルディだろうか。
正直出演回数としてはかなり多いし、最近はバンダナを巻いて登場し、敵キャラってよりはカービィの相棒感もある。攻撃も多彩な槍攻撃あるし…というか槍使うファイターいないから差別化はできそうだけどね。
公式アカウントでの登場もかなり多いし、可能性はありそう。
あとは②枠予想でマホロア
マルクと悩んだんだけど、知名度や人気で考えるとマホロアの方が自然かなぁ。
ステージは…といっても、カービィステージって新作からはあまり出展されないよねぇ。
プププランド夢の泉グリーングリーンズ戦艦ハルバードプププランド(GB仕様)、洞窟大作戦…どれもスーファミ以前のステージばかり。
記念作品的な立ち位置のスタアラから来るかな?
遥か、きらめきの勇者たちの宇宙空間で、過去作の要素を出しまくるとか?マリギャラやスタフォと被りそう。。。
 

スターフォックスシリーズ

いや、ここの枠は正直もう増えないと思うの。
前に桜井さん言ってた気がするけど、一番有力なクリスタルは参戦基準満たしてないらしいし、今更あえて追加することもないと思う。
可能性として高いのは、ウルフの復活。
いや、これはほぼほぼ復活するだろうけど。
②枠として復活してくれたら嬉しい。
ステージも追加は無いかなぁ。ゼロもゆーて64のフルリメイク作品だし。
 

ポケットモンスターシリーズ

マリオシリーズに次いで、FEと並ぶ枠の大きさよ。
ピカチュウ、プリン、リザードンミュウツールカリオゲッコウガと揃ってる。
御三家ポケモンで草タイプ…つまり、ジュカインジュナイパーが次に来る!…なんてよく言われるが、そんな無理くりタイプのバランス取る必要ないんじゃないかなぁと感じる。
そもそもこれ以上増えるのか?とも思うが、人気っぷりからして追加されても全然不思議じゃない。
ただなー、候補が多すぎて予想が難しいんだよなー。
まず最初思ったのが新作枠。
年末に完全新規ポケモンが来たらそこから参戦する!ってなるところだったんだが、今回は初代ピカチュウのリメイク。
既にカントー枠から4体参戦してるし、単純にカントーからはもう増えない気がする。
それでも強いて言うなら、例えばイーブイ
複数タイプに進化するという他のポケモンに無い個性を持ち合わせてるのがポイント。ただちょっと参戦させ辛い気がするがね。
あと個人的に熱望してるのがポケモントレーナーの復活。
ただ今回は後ろで指示するんじゃなく、前線に出てきて戦って頂きたい。
もちろんトレーナーが直接殴るというよりは、ポケモンを駆使してもらって。
地方毎に魅力的な主人公キャラが多いので、その中から8人くらい厳選して、色替えで選ぶようなスタイル。
そしてポケモンと力を合わせて戦うんだが、このポケモンもトレーナーによって変わる。
例えばカントーのトレーナーが復帰時にひこうタイプのポケモンを出すとしたらポッポやピジョンホウエンだったらスバメキャモメといった具合。
バリエーションも豊かになること間違いないってばよ。
あと考えられるのが、現時点で最新作のサンムーン。
ただ候補が多いから絞り混むが…まずは御三家。ただ今回の御三家の中だったら、やっぱジュナイパーだと思うんよね。
あとは単純人気でミミッキュ
個人的には有り得ないと考えてるけど、ピチューという前例がいるから分からない。
あ、因みにピチューは今回も復活しないと予想します。
理由は言うまでもないが、今更感。
そしてUB枠。
サンムーン最大の特徴だし、今までのポケモンには無かった枠だから新鮮だと思うのよ!
そして個人的に来てほしいのがマッシブーン
超絶パワータイプであることは間違いない。
ビーストブーストの特性で、時間経過、もしくは撃墜数でその攻撃力が更に上がるとかだったら熱くない??
あとは今年の映画のメインポケモン、ケモナー歓喜ゼラオラ
どういうポケモンか全く分からんが、ビジュアル的には申し分ないかと。
ポケモン枠は、今予想した中からせいぜい1体くらいだろうなぁ。マッシブーンあたりに②枠で出てきてほしい。
ステージはサンムーンからアローラ地方
島を巡りながらカプさん達やしまキングが出てきたら面白いと思うの。あとはウルトラホールに突っ込むとか。
 

ゼノブレイドシリーズ

あとは単独参戦キャラばかりだから一気にまとめてしまおうかと思ったが、ここでゼノブレイドだけ別で書き出しておく。
恐らく…というか、ほぼ間違いなくゼノブレイドシリーズから新キャラが出てくる。
もうみんなの予想通りだと思うけど、ゼノブレイド2から。クロスからは多分来ないと思う。
となると、主人公のレックスか?
まぁその可能性が高いけど、個人的にはあえてホムラで予想する。
もはやただの剣キャラは他に出まくっていて、個性が喰われる。
ドライバーとブレイド、二人いることで成り立つものだけど、ゼノブレイド2自体物語のキーになってくるのがブレイド
そこでホムラ。いや、レックス&ホムラになる可能性も高いのだけどね。
ただ見た目のインパクトや炎を操り剣も扱える。
そして出てくるヒカリ!他のキャラとの差別化は十分できている。
レックスは最後の切り札で出てくるとか?
どこかの自警団団長みたいに。
まぁゼノブレイドはそんな感じ…で締めようと思ったが、もう1体。
むしろなんで誰も予想しないんだ?って思っているキャラがいるの。
ゼノブレイドシリーズではなく、ゼノシリーズで考えた場合。
そして、今作もバンナムが開発協力していると考えた場合…そこで出てくるのがゼノサーガシリーズ。
そうですよ、ゼノブレイド2にも出演していたKOS-MOSさんですよ!
ただね!僕ゼノサーガシリーズ全く触れたこと無いから分からないの!!!!
でもアンドロイドキャラって、スマブラに全くいないしそれだけでかなり差別化できると思う訳よ。
フィオルンやハナでも良いのだが、元祖(なのかは知らんけど。ゼノギアスも触れたこと無い)から出そうな気がする。Wikipediaゼノサーガを象徴するキャラって書いてあるし。
この方も出るなら②枠的な感じかなぁ。いや、通常の参戦基準は満たしてる気もするけど。
ステージは普通に考えたらゼノブレイド2から来るかな。
アルストを巡る感じで各アルスで戦うとか。
 

レトロ枠

毎度おなじみレトロ枠。
DXのアイスクライマー、Mr.GAME & WATCHに始まり、Xのピット、ロボット、forのリトル・マックダックハントと続いてる。
毎回基本キャラに1体、隠しキャラに1体で出てきているので、今回もそのノリで予想。
ただこの枠、非常にキャラが多く予想が難しい。
例えばバルーンファイトの主人公やモトクロッサー、鷹丸やくるくるランドの回る奴とか挙げたらキリ無いくらいいる。
そんな中熟考に熟考を重ね、辿り着いた個人的回答。

まず1人目はサブレ
カエルの為に鐘は鳴る」の主人公です。
レトロ枠と言うにはちょっと新しい気もしますが、まぁ許容範囲っしょ。
知る人ぞ知る超名作タイトル。マジでなんでリメイクされへんの?
カエルやヘビに変身できるところが良いし、久々のショタ枠ッスよショタ枠。
差別化はバッチリできる筈。

そして2人目は、大穴狙いでシェリ
ダックハントが参戦するんだから、もうなんでもアリっしょ。
最古も最古の任天堂キャラ(多分)
ダンディーな白黒の保安官が出てきたら中々良くない?渋いっしょ。
そしてポイント。戦う時のモーションをXのスネークと全く同じ感じにしてほしい。
もはやスネークの復活が絶望的な為、Xの時のスネーク使い達にせめてもの救いの手を。
保安官が重火器使うの如何なものかと思うが、まぁ改変こそスマブラの醍醐味じゃん?

あとまぁ②枠があるとしたらデビルワールドデビルとかでえぇんちゃう?(適当)

ステージもそれに合わせてミルフィーユ王国と、ダックハントみたいなノリでシェリフってステージが出そう。
 

既存単独参戦シリーズ

この後に及んでファミコンキャラから新たな参戦キャラはないでしょう…あ、アイスクライマーはほぼ間違いなく復活すると思います先生!
F-ZEROにしたって、新作出てないから追加キャラは望めない。
ピクミンも、唯一の希望だったアルフが色替え登場だったから増えることはなさそう。噂のピクミン4次第。
Wii Fitからの追加は1000%有り得ない。
可能性としてどうぶつの森…うーん、どうぶつの森
人気シリーズとはいえ、しずえさんを戦わせる訳にもいかないし…あそこはむらびとさんがいれば十分や。色んな意味で。
ベヨネッタからはどうだ?いや、そんな一般に広まってるタイトルとちゃうし、ベヨネッタのみかな?
個人的にはロダンさん来たら面白いと思うんだが…見た目的にレーティングで引っ掛かるかな?キッズ泣くよな確実に。でも来てほしいから予想に入れちゃう。ベヨネッタ3も出るし、いいやろ。
 

完全新規枠

さぁここからは楽しい楽しい完全新規からや。
 
まずは参戦確定!と言って差し支えないだろう、スプラトゥーンシリーズよりインクリング
そんなスプラトゥーンシリーズ、武器やギアがかなりの数出回ってるので、8種類の色替えでは少々少ないのでは?
という訳で、タコも参戦させてみたらどうでしょう!
正式名称なんていうんだ?オクタリアン?タコゾネス?オクトリング?
調べても分からないからとりあえずオクタリアンで。
まぁインクリングのコンパチで、武器やギアを変えて出てきそう。
ステージはハイカラシティなりハイカラスクエアなり…むしろ電車で両方を繋ぐステージとかどう?
 
そして確率高いであろう!ARMSからスプリングマ
まだ出たばかりのシリーズだから出ないのでは?とARMSの開発陣が語っていたけど、十中八九出るやろ!
のびーる腕で攻撃する未来が見える…あぁ、扱い難そう。
ステージはシンプルにスプリングスタジアム。
 
あとはアクション要素の追加された新作が出たちびロボ
なげなわアクション見た時「あ、コレ、スマブラ用にアクション多彩にしたな?」と思ったくらい。
リトル・マックの前例があるし、前回のスマブラから今回の間に発売されたタイトルからは参戦しやすいと見た。
個人的にはほぼほぼ来ると思ってるんだが、どうだろう。
ステージは…どっかの部屋!!!!

あとは単純な人気シリーズということで、リズム天国から誰かしら来ないかな。
そもそも確率低いけど、強いて言えば皆勤賞のカラテ家
リズミカルに技を繰り出し、ミスゲみたいにペラペラな予感。
ステージは、そのままリズム天国
 
それ以外に…
デッドヒートブレイカーズジロー
ハコボーイ!キュービィ
伝説のスタフィースタフィー
幻影異文録のツバサ&シーダ
とか。
まぁこの辺は出てきてもアシストフィギュアからかなぁ。うーん。
 

ゲスト枠

さぁこれが最後です。
ゲスト枠なんざ挙げたらキリがないでゴザルから、最有力候補を2作品ほど。
まず前提として、既存のゲストキャラのゲームからはもう参戦しないと予想。シャドウやらセフィロスやらケンやらその辺。そこはせいぜいアシストフィギュア
 
まず1作目は…「妖怪ウォッチ」からジバニャン
まぁ世間的な人気や、もう大手の会社で残ってるのがLEVEL-5くらいなので、という理由もあります。
ならレイトンとかイナイレとか他にも人気タイトルが…と思うかと存じますが、決定的な理由が1つ。
知ってる人も多いかなと思いますが…実は妖怪ウォッチ、海外では任天堂が発売してるのですよ。
海外目線で見ている桜井さんのことです、ただ日本で人気なだけのキャラを出すのはハードルが高いことでしょうから、任天堂から発売されてると来たらハードルが低くなる筈です。多分。
そんな根拠からジバニャンを予想。
ステージは、どっかその辺の道路とかです(妖怪ウォッチ未プレイなので分からない)
 
2体目ですが、最近の任天堂が猛プッシュしてる作品から。
そうですよ、「Minecraft」ですよ!
そう来りゃ、出てくるのはスティーブでしょうよ!
見た目や攻撃方法も他のキャラには無い要素がふんだんにあるので、そのあたりの基準は全く問題ないかと。
なにより圧倒的知名度
恐らくゲスト参戦で一番可能性高いのでは?
個人的には、今回のE3でインクリングと共に発表されると予想していますよ。
ただ懸念するところとして、まだ歴が浅いところ(妖怪ウォッチもだけど、あっちは任天堂発売っていうステータスがある)、あとはどちらかというとMicrosoft寄りのタイトルなので…果たしてどうなるか。
ステージは、オンライン感を出すためにrealmsとか、普通にマインクラフトとかかなぁ。
 
…あと、絶対無いとは分かってるんですが、どうかバンジョー&カズーイを…頼む…どうか…
 
 

総まとめ

短くまとめるつもりが結局長くなっちまった!!!!
やっぱ発売前の予想する時間が、一番楽しかったりするよねぇ。
まぁなんにせよ、あと数日でE3もあるので、大体の概要は間もなく明かされるでしょう。
外れてたらやだなー。どうなってんだろ。
インクリングMiiファイターみたいに数タイプ準備しました!とかは望んでないからやめてくれよー。頼むよー。
とりあえず、読んで頂き感謝感謝!
ご意見、ご感想などあれば是非是非m(_ _)m
未プレイゲームとかもあるから、原作ファンに怒られないか心配アルよ。
 
最後に、今回予想したキャラを全員書き出してまとめます!
参戦の根拠等は各項目参考。
また、ここに出てくるキャラが全員出てくるとは勿論思っていません。
少なからず参戦する可能性のあるキャラを思い付く限り書き出してるので、予めご了承を。
登場確率も、完全に独断です。
◎→ほぼ間違いなく出る
○→まあまあ出そう
△→出る確率低そう
 

キャラ名 登場作品 登場確率
ペーパーマリオ ペーパーマリオシリーズ
ジー スーパーマリオRPG
ワルイージ マリオテニスシリーズ
ディクシー スーパードンキーコングシリーズ
クルール スーパードンキーコングシリーズ
アシュリー メイド イン ワリオ シリーズ
ミドナ ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス
リドリー メトロイドシリーズ
ナチュレ 新・光神話 パルテナの鏡
新作FEの主人公 ファイアーエムブレム 完全新作
漆黒の騎士 ファイアーエムブレム 蒼炎の軌跡
ポーキー MOTHER2
ワドルディ 星のカービィシリーズ
マホロア 星のカービィWii
ウルフ スターフォックスシリーズ
イーブイ ポケットモンスター 赤
ポケモントレーナー ポケットモンスターシリーズ
ジュナイパー ポケットモンスター サンムーン
ミミッキュ ポケットモンスター サンムーン
マッシブーン ポケットモンスター サンムーン
ゼラオラ ポケットモンスター サンムーン
ホムラ ゼノブレイド2
KOS-MOS ゼノサーガシリーズ
サブレ カエルの為に鐘は鳴る
シェリ シェリ
デビル デビルワールド
アイスクライマー アイスクライマー
ロダン ベヨネッタシリーズ
インクリング スプラトゥーンシリーズ
オクタリアン スプラトゥーン2
スプリングマ ARMS
ちびロボ ちびロボシリーズ
カラテ家 リズム天国シリーズ
ジロー ザ・デッドヒートブレイカーズ
キュービィ ハコボーイ!シリーズ
スタフィー 伝説のスタフィーシリーズ
ツバサ&シーダ 幻影異文録 #FE
ジバニャン 妖怪ウォッチシリーズ
スティーブ Minecraft
バンジョー&カズーイ バンジョーとカズーイの大冒険シリーズ

ナスビ君の超絶平穏日記 最終話 謝罪

これは謎の生命体ナスビ君が、その異様な見た目から如何に人間社会に溶け込んでるかを描いた物語である。

 


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ナスビ君の超絶平穏日記 最終話

「謝罪」

 ここは千代田区にある某会議室。

普段は分断されてるいくつかの会議室だが、今日は壁を取り払って大きな1つの会場となっている。

そこには多くのマスコミ・報道陣が詰めかけていた。

おびただしい数のカメラの向く先には、まだ誰も座っていない椅子に会議室用の横長な机。

報道陣はある人物を待っていた。

数十分経った頃だろうか、無数のカメラがフラッシュをたく。

入ってきたのは蛇の化け物、ナスビ君である。

普段は全裸であるにも関わらず、今日はキッチリとスーツを着用している。

下半身は完全に蛇の為、上だけスーツ状態だ。

ナスビ君は報道陣に向かって一礼し、席に着いた。

「えー…皆様、本日はお忙しい中お集まり頂き、誠にありがとうございます」

淡々と話し出したナスビ君。

普段とは明らかに様子が違う。

多くのフラッシュを浴びて、少し眩しそうにする。

「今日集まって頂いたのは他でもありません、前回の"ナスビ君の超絶平穏日記 第4話"に関してです」

少しうつむき言葉を詰まらせながら、ナスビ君は再び話し始めた。

「ご存知の通り、第4話はあまりにも酷い…教育上よろしくない表現を用いて話を展開していきました」

ナスビ君は少し涙目になってきている。

Twitterに第4話告知の際、念のため注意書を書かせて頂きましたが、今回の騒動のきっかけとなる事件が発生しました」

ナスビ君は天井を仰ぎ、続けた。

「閲覧したユーザーからガチクレームが入りました」

ざわつく報道陣。フラッシュがたかれる。

「まずは閲覧された皆様に、不快な思いをさせてしまったことを謝罪をさせて頂きます。誠に申し訳ございませんでした」

ナスビ君が頭を下げる。

「そして…今回の騒動を受けまして、私が出演している大人気シリーズ"ナスビ君の超絶平穏日記"を打ち切りさせて頂くこととなりました」

一斉にフラッシュがたかれる中、報道陣が質問を投げ掛ける。

「最弱テレビの岩崎です。クレームが入ったとのことですが、何故打ち切ることとなったのですか?表現に注意しながら継続するということにはならなかったんですか?」

ナスビ君が岩崎の言葉に相槌を打ちながら、ゆっくりと返答し始めた。

「実は前々から引退を考えていまして…今回の騒動は、そのきっかけになってしまったからですかね。自分に限界を感じ始めました」

岩崎が返答に対する礼を述べ、次のマスコミが質問を投げ掛ける。

「殺戮新聞の横山です。引退を考えたと仰いますが、では今回の騒動は、引退する前提で意図的に行ったのではないですか?」

厳しい質問にも淡々と答えるナスビ君。

「そういった事実はございません。今回の騒動は私自信の実力不足、至らなかった点が招いたことだと考えています」

横山は少し睨むようにナスビ君を見たあと、一言礼を述べて席に着いた。

そこからも報道陣の質問攻めは続いた。

「今回の件で刑事告訴されるところまで想定できなかったんですか?」

「あまりにも稚拙な表現で、大変不愉快でした。アルマ次郎は会見に来ないのですか?」

「あなたは数年前にPTAから警告を受けていたと思いますが、私はピザが大好きです。明日は何色のケーキを作りますか?」

ナスビ君は柔軟に対応していくが、どうも質問の数が多い。

質問の数が50を越えた頃、とある質問が飛んだ。

「ナスビ君って、オワコンですよね?」

その瞬間ナスビ君の中で何かがプツンと切れた。

「黙れこのクソモブどもがぁあああああ!!」

ナスビ君は机を爆弾に変えるハ○ターハ○ターのボマーみたいな能力を使って、爆破した。

どよめく会場を後目に、ナスビ君はたまたま持っていたボーリングの球をころがし、報道陣をストライクさせた。

「やってられるかだよねー!おいコラ出てこい作者!!」

倒れ尽くす報道陣を巨大な掃除機で吸い込みながら、ナスビ君は辺りを動き回る。

「いやいやいや待ってよナスビ君!!」

倒れていたマスコミの一人が起き上がり、身体に亀裂が入って中から妙な生物が出てきた。

「出たな作者コラァ!!」

「いやだから待てってこの蛇野郎!!」

その生物は青い球体の姿で、王冠をかぶっている。

腕だけリアルに生えてて気持ちが悪い。

彼は球体様…このブログの創設者にしてナスビ君の産みの親であるSGXだ。

「まずその掃除機で証拠隠滅するやつ止めろ!これハ○ターハ○ターで見たぞ!!」

ナスビ君は掃除機を止め、球体様にトランプを投げつけ始めた。

「だからやめろって!!これもハ○ターハ○ターだろ!!」

ナスビ君は不満をぶつける。

「まず!なんで!この大人気シリーズを打ち切るのか知りたいよね」

ジリジリ迫るナスビ君。

「そもそもだよナスビ君、このブログの閲覧数を知ってるかい?」

「いや知らん」

「今月約300件なんだけどね、この内100件近くが君のシリーズと関係のない、俺の挨拶記事の件数なのね。つまり、君のシリーズは実質200件。んで今まで4話更新してるから、1話辺り50件ね。ただ、単純に俺が確認で閲覧してる分が入ってるから、まぁ40件くらいだよね」

ナスビ君はコクコク頷き、球体様は叫んだ。

「全然人気じゃねぇからこの数字!!!!!!」

ナスビ君は目を丸くして驚き、何故か一発球体様を殴った。

「痛いね!!いや認めろや!!自分の不人気さを!!」

ナスビ君は一方的に球体様を殴る。

「うるせぇだよね!!そもそも僕のクレイジーさが文面で伝わる訳ないんだよねー!!」

「ほらそういうところ!!お前昔はそんなメタい発言しなかったじゃん!!完全に落ち目のキャラクターなんだよお前!!」

球体様もナスビ君に殴りかかる。

「落ち目なのはテメェだよねぇ!!いいからさっさと"ナスビ君のこんな時どうする?"作れや!!僕の人気っぷりはこんなんじゃないし、もっと人気になりたいよね!!こんな調子だとお前どんどんファンいなくなるぞ!!」

「うっせー!!忙しいんだよこっちは!!」

血まみれになる球体様と、無傷のナスビ君。

「お前スプラ○ゥーンとかばっかやってて時間ねぇだけだろ!!」

倒れ尽くす球体様。

「いや、仕事の反動だしー!!ストレス発散ですぅー!!」

「んじゃあのよく分からん実況動画とかイラストとか僕の動画はなんなんだよねー!!」

「新たな道の模索じゃボケ!!」

「新たな道探る前に土台固めてやるべきことをこなしてからやれや!!」

蛇の化け物にとてつもない正論を投げつけられる球体様。

やがて球体様は徐々に動けなくなってしまう。

「うぅ…俺に画力と時間があれば…」

「画力なんて一朝一夕で得られるもんじゃねぇんだよ。時間掛けて努力した結果気が付いたら得てるものなんだよ」

なんだこの蛇。どうしてこんな辛辣に正論をぶつけてくるんだ?お前クレイジーさが売りだろ…だから人気が…

「人気さってそんなに重要かね?」

意表を突かれてフリーズする球体様。

「知ってるよお前、その昔ファンがたくさんいて、出す作品がどんどん評価されて充実してたんだろ?沢山の人から称賛の声と評価を得て慢心してたんだよ。なんだよ、過去の栄光にばかりすがりやがって…そんなに多くの人の評価が必要か?違うだろ?本当に大切なことを見失うなよ。見知らぬ幾多数多の人より、1人の暖かいメッセージの方が響くだろ?」

球体様は涙をながした。

それを見たナスビ君が一言叫んだ。

「数字にばかりすがってるんじゃねぇよ!!!!」

涙が止まらなくなる球体様。

地に倒れ伏せたまま泣き続けた球体様は、ナスビ君に一言放った。

「うっうっ…お前…さっきと言ってること全然違うじゃん…」

そう言い切る前にナスビ君は球体様を釘バッドで殴打した。

「あー…皆様、多分数字からして見てるの10人に満たないくらいの方々だと思いますが、これで"ナスビ君の超絶平穏日記"を終了したいと思いますだよねぇ。全部で5話という超絶短期打ち切りとなってしまいましたが…今後もナスビ君と、このクズGXを宜しくだよねぇ」

 

ナスビ君の超絶平穏日記

終了

 

 

 

 

 

The next is UGOMEMO.

Coming soon.

ナスビ君の超絶平穏日記 第4話 友達

これは謎の生命体ナスビ君が、その異様な見た目から如何に人間社会に溶け込んでるかを描いた物語である。

 


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ナスビ君の超絶平穏日記 第4話

「友達」

 

ナスビ君は朝からせっせと外に干していた洗濯物をしまいこんでいる。

基本服を着ない生物の筈ではあるが、何故かシャツやズボン等もある。

ナスビ君はぐっしょりと濡れてしまった。

汗で濡れた訳ではない、今日は10年に一度の大雨だ。

洗濯物を干していて突然降られたのか?違う。

ナスビ君は大雨が降る中、洗濯物を外に干し、今まさに回収しているところだ。

「10年に一度の大雨で濡れた衣服なんて、高値で売れるに違いないよねー!」

朝7時から意味の分からないことを叫ぶ蛇野郎。

今日、ナスビ君は休日らしい。

毎日休日みたいな暮らしをしてるが。羨ましい。

ナスビ君はテレビのリモコンを真っ二つに折り、テーブルをひっくり返して壁に穴を開けた。

「あー!ポケ○ンになりてぇ!!」

そしてベッドに寝転がって、家に第8巻しかないNAR○TOの単行本を読み始めた。

「まてまてまてぇーっい!!!!」

突然ドアを蹴破って変な生物が部屋に入ってきた。

その後4分間単行本を読みふけっていたナスビ君だったが、一度単行本を閉じて溜め息をし、その生物の方を見た。

「うわぁ!ビックリしたぁ!」

「いや!リアクション遅ぇから!!」

謎の生物がツッコミをいれる。

彼の名はアルマ次郎。ネーミングセンスの無さはともかくとして、見た目はアルマジロのような生物である。

全身茶色っぽいような橙色っぽいような色合いで、身長は100cmちょっと。小学生のような風格である。

ナスビ君の大親友であり、人間世界でひっそり暮らす生命体仲間である。

「お前今何時か言ってみろ!!」

「一昨日視点だと深夜55時かな」

「なんで一昨日視点だ!抜け出せ!もう2日経過してんだからいい加減その日から出ろ!!」

アルマ次郎はナスビ君を正座させようとしたが、殴られて逆に正座させられてしまった。

「いやあのねナスビ君…君さ、僕との約束覚えてる?」

流血しながらナスビ君へ問いかける。

「え?今日の朝5時に荻窪駅に集合して朝イチで夢の国に行こうって話?」

ナスビ君はけろっとしている。蛇なのに。

「覚えてた上で来ないとか、たち悪すぎだろ…」

アルマ次郎はその場で脱力し、仰向けになって天井を仰いだ。

「いや、言ったじゃん…今日限定のイベントあるから、朝イチで行こうって言ったじゃん…」

アルマ次郎は若干涙目だ。

そんなアルマ次郎を横目に、ナスビ君はダン○ボで遊び始めた。

「おいこのクソ蛇野郎!聞けや!!」

アルマ次郎は普段温厚で、絶対に怒るようなことはない。

以前、雑草引きちぎり選手権を一緒に見に行こうとナスビ君と約束し、集合時間になっても現れなかった。結果的に1ヶ月以上遅刻という意味の分からない単位で現れたこともある(一応来たけど、ナスビ君はたまたま買い物で通りかかっただけ)が、アルマ次郎は怒ることはなかった。

そんなアルマ次郎がブチギレたのだ。非常にヤバイ。普段怒らねぇやつがキレるのが一番ヤバイとよく聞くが、まぁ普段怒るやつがキレても怖いよね。

しかし、ナスビ君はにこやかだ。

そして、こう告げた。

「ふふふ…アルマ次郎、夢の国の開園時間は何時だい?」

「え?8時だよ…もう間に合わないよクソ蛇野郎…ころっぞ…」

怒り心頭のアルマ次郎。今にもナスビ君にタックルしそうな勢いだ。

「ふふふ…聞くんだアルマ次郎…!」

「あ"ぁ"?」

荒れるアルマ次郎と、余裕な態度のナスビ君。

「実は僕ね…瞬間移動ができるようになったんだ…!」

ナスビ君は北京ダックを食べ始めた。

「はぁ…?瞬間移動…?なめとんのかワレ?おぉ?いてこましたるでホンマ」

アルマ次郎も北京ダックを食べ始めた。

「んなもん信じられるか!やれるもんならやってみろや!!」

アルマ次郎が怒号を飛ばす。

「分かったよアルマ野郎!」

「一文字違うぞ!!」

するとナスビ君はアルマ次郎を掴んで頭の上で回し始めた。

「あばばばばばばばばばば!なにしてくれるんスか…この…あ…」

生命の灯火が消えようとしている。

「瞬間移動の儀式だよねー!生きるか死ぬか一か八かの賭けだよ!」

「いや!そんな危険な賭けに出るなら最初から普通に来いよアアアアア」

気が付くとアルマ次郎はお花畑にいた。

「瞬間移動成功だよね」

「大失敗じゃボケ!!死んどるやないかコレ!つーかなんでお前までいるんだよ!!」

アルマ次郎は自分の声が反響するのを感じた。

「ん?なんだココ?広い花畑かと思ったけど、よくみたら密室だな」

足元に花が敷き詰められてるが、遠くに見えた花畑や空は壁に描かれたイラストであった。

ナスビ君はニヤリとした。

「だから言ったじゃん、瞬間移動成功って…!」

アルマ次郎はハッとした。

今日行われる夢の国のイベントが"花"にまつわる内容だと思い出したのだ。

次の瞬間、壁に描かれたイラストの一部が動き出した。

どうやら扉があったらしく、何者かが開けようとしているようだ。

「あぁなんてことだ!僕たちは"夢の国"に辿り着いていたのか!!」

そして扉が開かれた。

輝かしい夢の国への入口だ!

「お待たせしましたお客様~!早速お部屋へご案内致しま~す!」

ドアを開けたのはスタッフと思われる男性。

しかし、夢の国にはなさそうなユニフォームを着用している。そして夢の国であるのに"お部屋"とは一体…?

その男性に連れられて部屋を出ると、そこは何かの受け付け。カウンター内に先ほどのスタッフと同じ格好をした男性が立っている。

「いらっしゃいませお客様、本日はどのようなコースにされますか?」

アルマ次郎は首を傾げる。なにか違和感を覚えたようだ。そしてナスビ君を見て、話し出した。

「…ねぇ、ナスビ君、まさかコレって…」

少し暗い室内、伸びる廊下には扉がいくつもあり、少し昔のカラオケボックスのよう。

だがココはカラオケなどではない。

そう、ココは夢の国。

ただし、大人が楽しむ夢の国である。

「どうぞお客様、夢の国で天国に昇るような一時をお過ごし下さい」

なんとココは"ソー○ランド 夢の国(ネヴァーランド)"だったのだ!

 完全に夢違いだし、ランド違いである。

そんな世界に来てしまった二人。

アルマ次郎の怒りが頂点に達することは想像に難しくない。

「ナスビ君…ねぇナスビ君…」

アルマ次郎が震えている。

とんでもなくお怒りだ。爆発しそう。

そして、大声でこう叫んだ。

「最高じゃねぇか!!!!!!!!」

…ん?なに?ん?

「通常価格に対してこの大特価!!オプションサービスも充実してるし、なによりタダで○○○が○○○れ○のが素晴らしい!!!!!!」

後半ヤバイ単語を平然と叫ぶアルマ次郎。

実は彼、とんでもない性欲オバケだったのだ。

欲を満たす為なら彼はあらゆる行動を辞さない。

「いやー、本当に素晴らしいイベントだ…夢の国最高…」

どうやらアルマ次郎が言っていた夢の国とはココのことだったようだ。

…ということはなにか?

コイツ朝5時の荻窪駅に集まってソー○ランドに朝イチで突入しようとしたのか?どんなガチ勢だよ。

「おらナスビ君!お前もコレで楽しめや!」

アルマ次郎はナスビ君に諭吉を5人程握りしめさせ、そのまま奥の部屋に消えていった。

「あ、お客様はどのコースにされます?」

カウンタースタッフがナスビ君に問いかける。

「あ、いや僕は送迎係なので大丈夫ッス」

そう言って夢の国を後にしたナスビ君。

彼には性欲と呼べるようなものは存在しない。

その昔、無知だったナスビ君はアルマ次郎から偏見の強い性的な知識を教わり、女性恐怖症になってしまったという。

だからナスビ君は女性に対するバイオレンス行為は行わない。

後が怖いからだ。

「僕はアルマ次郎が幸せなら、それでいいよ」

そう語ったナスビ君はどこか寂しげだった。

12秒後、ナスビ君は夢の国を爆破した。

そして、たまたま歩いてた白馬を改造してF-1カーにし、そのまま近くのビルに突っ込んだ。

F-1カーを放置して、たまたま歩いてたバッファローを改造して新幹線に仕立てあげた。

新幹線に火を放ったナスビ君は、たまたま歩いてたアリゲーターガーを改造して中央総武線の車両を作り上げた。20両。

そのまま自宅まで瞬間移動したナスビ君は、隣の家にビームを放った勢いで眠りにつこうとした。

目が冴えて全く寝れなかったナスビ君は、頭に思い浮かんだ知人の眠気を遠距離からすいとる能力を発動し、そのまま眠った。

素晴らしい1日だったと、45年後に思うナスビ君であった。

 

続く

 

ナスビ君の超絶平穏日記 第3話 空き巣

これは謎の生命体ナスビ君が、その異様な見た目から如何に人間社会に溶け込んでるかを描いた物語である。

 


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ナスビ君の超絶平穏日記 第3話

「空き巣」

 

目黒区のとある一角、真新しい3階建ての住宅が一棟。

土地の少ない東京の立地を生かし、広いとは言えない空間に木が生い茂る。1階部分はガラス張りになっており、2階部分は木材で造られていることが伺える。素晴らしいコントラストに仕上がっているが、3階部分が段ボールで造られており、そこだけは理解不能である。

ヘー○ルハウスだろうか、大変オシャレな外観だ。

ここにはそれなりに裕福な家族が住んでいるのだろう。いや、もしかしたら一人暮らしかもしれない。なんか東京だし、そういうのありそう。

すると突然1階のガラスが割れる音が。

「ヒッヒッヒッ…金目の物がありそうだぁぜぇ…ッ!」

そう言って住宅内に侵入したのは、全身黒タイツで顔をレスラーのマスクで隠しているTHE HUSHINSYAである。Has come.

空き巣だろうか、ガラスが割れる時に結構な音がしたんで近隣住民にバレてそうだ。

しかし、近隣住民は見てみぬフリをする。

なんということだ、これが東京なのか?

熊本を見習え。行ったことないけど。

しかし、近隣住民が関わらない点においては理由があった。それは家主が関係しているらしい。

「おっ!早速金目の物み~っけ!」

空き巣はそう言ってキッチンにあったアルミホイルを掲げた。こいつの目は腐っているのだろうか。

「睨んだ通り、ここは宝の宝庫だぁぜぇ!」

空き巣がそう言った瞬間、住宅内にサイレンが鳴り響いた。

「な、なんだ…!?」

空き巣は周りをキョロキョロ見回した。

そして冷蔵庫を見つけ、中に入っていたチーズを食べ始めた。

「ようこそ我がスウィートホームへ!」

聞き覚えのある声…そう、ナスビ君である。

スピーカーから音声が発せられており、ナスビ君の姿は見えない。

「な、なにぃ!?バレてぇるぅ!?」

空き巣はチーズフォンデュを開始している。

「お前はもうこの家から出られない。出たければ3階にある鍵を取得し、暗号を解いて出口を見つけるんだよねー!」

まさかの空き巣に対する脱出ゲームが始まってしまった。

状況的にホーム○ローンみたいである。そうでもねぇか。

「まずは目の前にある箱を開けて、1~3番の袋を順番に開けるんだよねぇ」

目の前を見ると、幅20cm程度の小振りな箱が。

空き巣は食べていたチーズバーガーをテーブルに置き、おそるおそる箱を開けた。

その瞬間、1階が消し飛ぶ程の爆発が起きた。

黒焦げになった室内で、スピーカーから音声が発せられる。

「おいおい、僕はなにも"目の前の箱を開けろ"とは言ってないぞ?」

いやどう考えても完全に言っていた。

間違いなく言っていた。

「なるほど…これは難関だね」

なんということでしょう。空き巣は傷一つ付かずにクワトロフォルマッジを食している。

「これでそこいらの瓦礫を積み重ねて、上の階に上がればいいんだな?」

そう言うと空き巣は瓦礫を集め始めた。ポジティブ。

ぶっちゃけさっきの爆発で壁に風穴空いたから普通に外へ出れるのだが、空き巣は上へ進む。

次の階に到着し周りを見渡す空き巣。

なんということでしょう。そこには果てしない大地が広がっており、木が、山が、動物が、川が…大自然が目の前に立ちはだかった。もはや物理法則とかそういう類いのアレをなんかアレしている。ブレ○オブザワ○ルドみたいだなぁ。

「おいおい、こんな広いところでどうしろってんだ?」

空き巣がなにを血迷ったか土をむしゃむしゃ食べ始めた瞬間、近くの湖が光りだした。

「ハハハハハ!勇者よ!600円でフレンチが食べられたら素敵だと思わないか!私は千葉県出身だがね!」

突然訳の分からないことを言いながらおっさんが現れた。光っていた湖の逆側にあった沼地からである。

「うるせぇ!いいから早く謎を出してくれ!」

「まぁ待つんだ空き巣よ…いいか?」

「よくねぇオラァアアアアア!!」

空き巣はおっさんを沼に沈めてしまった。

「あらあらダメじゃない…そんなことをしては」

今度は美しき衣を纏った女神様が登場した。しかし湖からではなく沼地からだ。

空き巣はその女神を沼から引っこ抜き、近くの木に刺した。女神は満足気である。

困り果てた空き巣だったが、たまたま山手線の駅を見つけて事なきを得た。

3階に着いた空き巣は、驚きの光景を目の当たりにする。

そこは今の科学じゃ実現できなさそうな、なんか白いビジュアルの、ほらなんか映画とかでよくある空間に出た。

「おやおや…まさかこんなところまで来ちゃうなんてねぇ…!」

フューチャー感ぱないこの空間に似つかわしくない沼地が部屋の隅にあったのだが、ナスビ君は天井から現れた。

「お前の目的はなんなんだ!!答えろ怪物!!」

叫ぶ空き巣。むしろお前の目的はなんなんだよ。

「くふふふふ…君も気付いてるかもしれないが…くふふふふ…エイズの撲滅だ…ッ!!」

ナスビ君は得意気に言った。どこで気付けばよかったんだ。

「おのれ!百利あって一害なし!!」

じゃあいいじゃん。やらせてやれよ。

「おやおや、僕に勝てるとでも?」

「勝つか負けるかじゃない…お前が殺すか!俺が死ぬかのどっちかなんだよ!!」

叫ぶ空き巣。どのみち死ぬぞソレ。

「よぉし、じゃあ公平にマリオカートで勝負しよう」

提案するナスビ君。

「どのマリカだ?GCのやつとDSはやり込んだから自信あるが…Wiiか64でもいいけど、とりあえずSFCGBAは無しな。3DS以降はやってないから分からん」

事細かに質問を投げ掛ける空き巣。

「うるせぇだよねぇ!そこまで言うならシムシティで勝負じゃ!!」

その時、地響きと共に建物が崩れ去った。

一階をボロボロにしてしまったので、建物が重みに耐えられなかったのだろう。

瓦礫となった夢のマイホームから出たナスビ君。

その時見た夕日は、その日の夜に忘れてしまった。

帰路につき、自宅に戻ってきたナスビ君。

いや、お前の家さっき崩壊した建物じゃなかったんかーい。さっき崩壊したの誰の家だったんだ。

ベッドに潜り込み、布団を引きちぎる。

今日も素晴らしい1日であった。

 

続く

ナスビ君の超絶平穏日記 第2話 告白

これは謎の生命体ナスビ君が、その異様な見た目から如何に人間社会に溶け込んでるかを描いた物語である。



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ナスビ君の超絶平穏日記 第2話

「告白」

 

夕陽の射す午後の教室。

遠くから運動部の叫び声が聞こえ、穏やかな気持ちになる。

中学三年生の彼「飯島 義夫」は窓の外を眺めていた。

ほとんどの生徒が下校済みにも関わらず、彼が教室に残っている理由。

彼は好きな女子を呼び出して告白をしようとしている。

中々その女子が現れないので、みんなの机をシャッフルしてから窓ガラスを割り、先生を黒板に張り付けて洗脳していたりした。

「あぁ…緊張するなぁ…」

義夫は言葉を漏らした。

「ワタシ、コノマチ、コワスアル」

先生も言葉を漏らした。

先生を町へ解き放つも、それでも現れない。

「やっぱり、俺の手紙なんか読んでないのかな」

義夫が執心するその女子、名前は「テラ岡 ギガ子」。通称メガ美ちゃんだ。

黒髪ツインテールでいつも赤い縁の眼鏡をかけ、運動部であることもあって細身。

誰に対しても分け隔て無く接し、男子からの人気は凄まじくファンクラブまである。会費月々9万8,000円。

超絶可愛いその容姿は、女子をも魅了する。まさに女神である。

筆者が普段画力無くてこういう子が描けないので、文面でなんとかしようとする荒業である。

「はぁ…帰るか」

義夫が諦めて教室を出ようとした瞬間、彼女は現れた。

「ごめん!おまたせ!」

まさか現れるとは思ってなくて意表を突かれた義夫は、どういう訳か「あっひょお!」とグー○ィーのような声を出してしまった。

「それで…話ってなに…?」

「えっ…?!」

いや、えっ…?!じゃねぇよである。

「お、俺…実は…」

「ちょっと待った―ッ!!!!」

告白しようとした瞬間、掃除用具の中から声が。

二人が掃除用具の方を見た瞬間、逆側の黒板を突き破って化け物が現れた。ナスビ君である。

「お前らの話長いよねー!許さないよねー!」

ナスビ君は先程洗脳されていた先生を抱き抱えていた。何度も殴られたのか、気絶している。

次の瞬間、ナスビ君は先生を義夫に投げつけ、テラ岡 ギガ子 通称メガ美ちゃんを抱えて窓から飛び出した。

「キロちゃあああああああん!!!!」

義夫が叫ぶ。

「ナマエ、チガウアルヨ、ヨシオクン」

先生が耳元で囁いた。

屋上へ登ったナスビ君は、すかさずメガ美を洗脳した。

「お前は今から神保町を破壊するのだ。いいな?」

「ワカッタアル」

メガ美が神保町へ飛んでいくのを確認し、ナスビ君は学校に爆弾を仕掛け始めた。

そこへ先生にめっちゃ噛まれてる義夫が現れる。

「お前!なにをやってるんだ!」

その問いに対し、ニヤリと笑みを浮かべながらナスビ君は言った。

「この学校にはな、あってはならないモノがあるんだよねぇ…!」

不適の笑みにたじろぐ義夫。

「な、なんだそれは…?」

そこからナスビ君の返答に時間はかからなかったが、義夫にはこの数秒が、何分何時間と感じられた。

そして…ナスビ君は、ついに明かした。

「体育館だ」

「いやそれどこの学校にもあるやん!!!!」

義夫が叫んだ瞬間、ナスビ君は起爆スイッチを躊躇なく押し、そのままS○itchでス○ラトゥーンを遊び始めた。

「今日こそS-に…!」

「いや、ねぇよそんなランク!!!!」

 ナスビ君は取り出したスマホで自撮りした後、ジョイ○ンを義夫に投げつけた。

「爆発を止めたいか?」

ナスビ君の言葉にハッとする義夫。

「と、止めたい…!」

ナスビ君は天を仰いだ。

「マジで止めたい?」

ナスビ君は再び問う。

「マジで止めたい!」

義夫は答える。

「比較的どっちかっつーと、どう?止めたい方に傾いてる?」

更に問うナスビ君。

「まぁ比較的…そうですねぇ、気持ち止めたい方向で検討してます」

混乱しておかしな喋り方になる義夫。

陽の明かりでオレンジっぽい色になっているナスビ君は、首だけ270度回転させて義夫に叫んだ。

「無理!!!!」

学校は木っ端微塵に吹き飛んだ。

あと何故か神保町が消えた。

 

数時間後、奇跡的に無傷で帰路につくナスビ君。

帰宅し、日課のオーバーヘッドキックを300セット行ってからベッドに入る。

今日はカップルになりかけた男女を再起不能にした。ナスビ君は満足気だ。

 

続く

ナスビ君の超絶平穏日記 第1話

皆様はナスビ君という生き物をご存知でしょうか。

 



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そうコレ、こいつ。

宇宙から来たとも元々地球に住んでたとも言われ、蛇なのか蜥蜴なのかカメレオンなのか…その正体は謎に包まれています。

正確には設定がふわふわしています。

アレですね、漫画版とアニメ版で「あっれ、コイツ設定違うし性格も別人みたい!ポウ!」ってなるやつですね。

 

メタいこと言うのはやめて…

そんなナスビ君が普段どのように生活をしているのか…ナスビ君の周りで起こる細やかな出来事を書き綴っていきたいと思います。

 

それでは、はじまりはじまり~⤵⤴

 

ナスビ君の性体験録 第1話

 

あっ…間違えた…

 

 

ナスビ君の超絶平穏日記 第1話

 

ここは東京の都心近く。

夕暮れ時で、帰宅ラッシュのサラリーマンの往来が激しく駅周辺は混雑している。

そんな駅の改札口で釘バットを振り回して叫んでいる生物がいる。

「現代文明破壊するの超楽しいよねー!!」

彼がナスビ君だ。

頭はモヒカン、足が無く蛇のように移動する。

目が充血しており、焦点が合っていない。

体長は正直分からないが、高さは優に2メートルを越えているように見える。

見るからにくっそやべぇヤツである。

しかし、彼に気を止める者は一人としていない。

何故なら彼は、他の人には見えないからだ。

彼はカメレオンの能力を有しているが、その能力をコントロールできずに生まれてから人に視認されたことがない。

「あ、いや姿普通に現せられるよ」

彼はそう言うと姿を見せ、辺りは騒然とした。

騙されたわ。いや、そういう設定って聞いてたんだけどなぁ。

「な、なんだあの蛇は!」

「化け物よ!」

「うわぁ!イヤホンを振り回してたら建物を両断してしまった!俺にこんな能力が…!!」

驚くあまり関係のないすげぇ能力に目覚める人も現れる始末。

ナスビ君は持っていた釘バットと歩いてたおばあちゃんの杖を瞬時に入れ換えた。

「あ!こんな時間だ!!」

ナスビ君は杖をハンドスピナーの如くグルグル回しながらホームへ駆け出した。

実はナスビ君、今日は友人と「雑草引きちぎり選手権」の準々決勝を見に行く予定だったのだ。

あろうことか集合時間は11時だったのに、既に17時を越えている。

もう急いだところでどうにもならないのだが、ナスビ君は走った。

道行く人々に米田さんの名刺を渡しながらひた進む。

ホームに着くが既に電車は出発してしまっていた。

東京だから2分くらい待てば次の電車が来るのだが、彼はそれを良しとしない。

ナスビ君は時を止め、時間を巻き戻し始めようとした。

しかしナスビ君はその能力を持っていなかった。

何故ならこの前その辺にいたおっさんに530円で能力を譲ってしまっていたからだ。

ナスビ君は後悔し、泣いた。

ホームで泣いて泣いて…気がつけば13日が経過していた。

泣き疲れたナスビ君は眠りについた。

睡眠時間は約32日。

目が覚めて空を見上げると、綺麗な虹が。

よく見たら虹じゃなくてビルのダクトだったが、彼には虹に見えた。

少し前まで雨が降っていたのだろう。

実際は全く降ってないし今はちょっと曇りだが、ナスビ君の心は晴れ渡っていた。

帰路につき、ナスビ君は生きる喜びを感じた。

帰宅後、迷惑メールをPCから一斉送信してベッドで就寝。

ちょっと失敗もあったけど、そんな日もあるよね。

 

彼の1日…うーん…まぁ1日~数ヶ月程度はこういった形で進行していく。

 

ご愛読ありがとうございました。

次回のナスビ君の活躍に気持ち期待しといてください。

 

続く

ご挨拶したい

見てる人いるかしら、SGXです。

新ブログを開設するだけして、なにもしてなかった私です。
旧ブログで最後に記事を書いたのが…たしか…2014年の夏とかだった気がします。
もう3年振りです。

さて
「そもそもアナタ何者?」
「頭大丈夫ですか?」
「나는 박테리아를 내던집니다.」
と思ってる方もいるでしょう。

あまりにも久々なので自己紹介をしていきます。

SGXというのは勿論ハンドルネームです。
小学生時代のハンドルネームを「ファイアーワルイージ」という如何にも小学生が考えそうな名前で過ごしました。
ネット環境が無かったので、雑誌投稿でしか名乗ってません。しかも掲載されたことがないので誰も知りません。

その後中学生になり
スマブラXの次は絶対GXだよな!?だってF-ZEROがそうだったもん!!」
というよく分からない理屈でハンドルネームを「スマブラGX」に変更しました。
これまた中学生っぽい…

こうしてスマブラGXとしてネットで投稿を始めます。
最初はゲーム攻略サイトのワザップ、あとは知る人ぞ知る「スーパー正男」の作品投稿等してました。

…ん?これ自己紹介じゃなくて経歴じゃねって?
うるせぇええええ!!今日からお前は山田と名乗れ斎藤!!ひゃっはぁあああああ!!ピロピロピロwwwww

ある日、正男の投稿をした際にサイトの管理人からコメントが。
「GXさん ユニークなステージですね!」
俺はGXじゃねぇええええ!!
という理由だけでハンドルネームをSGXに変更。

これだけ見るとごく普通のクソガキですが…転機が訪れたのは中3の冬。
まぁここ見てる人の大半が僕を知るキッカケとなったであろう、DSiうごくメモ帳が配信されました。

元々漫画家になりたいと小学生の時から思ってましたが…自分は本当に、ネタがつまらないと自分で感じてました。
ただ、絵を動かせるなんて夢のようだ…
そう思って、うごメモを始めました。

最初は棒人間の理解不能不可解最底辺下劣作品や中2感の抜けない作品を出していました。

ある日出した作品でのことです。
その時に流行っていた、いっちくマリオというものがありました。
マリオのイラストをいっちくさんという方が作り、フリー素材として配布。
色んな人がそれを使って、様々な作品で溢れかえっていました。

単純です。
単純に、それに乗ってみたかったんです。
内容も深く考えず、ただパクらないようにオリジナルでストーリーを考えました。
そして投稿したのが、通称「下僕マリオ」
ちょっとしたネタとしか考えてなかったので、投稿後そのままテレビを見てました。
3時間経ったかそれくらい…まぁ普通にうごメモを開きました。
そしたらどうでしょう、評価を意味する☆が5000を越えてました。
正直、なにが起きたのか分かりませんでした。

そこからですね、Lの逆襲シリーズを始めていき、皆様に見てもらえる機会が増えました。
ナスビ君という強烈なキャラを深夜テンションで産み出し、今や僕の主力キャラです。なんだ主力キャラって。

ランキング1位やサイト内ニュースで取り上げてもらったりして、嬉しかったし、なにより楽しかったです。

そのうごメモのサービスが終了。
3DSに移動しましたが、その頃から漫画の専門学校へ入学しました。
ナスビ君を漫画にしたい…そんな気持ちで漫画を描き続けました。
うごメモの人たちに良い報告がしたいと頑張りましたが…在学中に夢叶わず。

そうして始まる社畜ライフ。
気が付きゃ社会人4年目。
うごメモも放置し過ぎて顔を出せないでいます。

あの楽しかった頃が嘘のようです。
後半雑っしょ?ちょっと途中から指が疲れてきた。

そんなこんなでうごメモ時代に作ったブログを閉鎖し、新ブログを立ち上げた訳ですわ。


よく分からない自己紹介になりましたが、今後は私の近況…とか正直どうでもいいと思うので、ちょっと違うことをしていきたいと思います。

やるやる詐欺のGXがどこまでやるか、見物だな!
って、誰がGXや!!!!!
俺はGXじゃねぇえええええ!!!!

…約10年越しのノリツッコミです。
クソやな。シコッて寝るわ。